蜂の子の健康効果

蜂の子で免疫力が高まるメカニズム

蜂の子に含まれている栄養成分で免疫力が高まる

ビタミン類

蜂の幼虫やサナギである蜂の子には、免疫力を高める効果に期待できる栄養素が豊富に含まれています。
その一つがビタミン類です。蜂の子を摂取することで、ビタミンCとビタミンB1、ビタミンB2といった、免疫力を高めるために必要なビタミンをバランスよく摂取することができるのです。

ビタミンC

蜂の子100gあたりに、ビタミンCが約3.80mgほど含まれています。ビタミンCの一日の摂取基準量は、15歳以上で約100mg程度ですので、蜂の子を100g食べることで一日に必要なビタミンCの約3分の1を摂取することができます。

このビタミンCには、体内でウイルスと戦うインターフェロンという免疫物質を生成する働きがあります。
ビタミンCをしっかり摂取して補うことで、このインターフェロンを十分に生成し、免疫力を強化することができるのです。

ビタミンB1

蜂の子には、ビタミンB1が100gあたりに約0.41mg含まれています。ビタミンB1の一日の摂取基準量は、大人の場合で約1.0~1.5mg程度ですので、蜂の子を一日に100g摂取することで必要なビタミンB1の半分近くも摂取することができるのです。

ビタミンB1は、腸の「パイエル板」と呼ばれる組織にある免疫細胞の維持に欠かせないビタミンです。
ビタミンB1が不足してしまうと、このパイエル板が小さくなってしまい、生体の防御機能が弱くなります。その結果、感染症などにかかりやすくなってしまうのです。

また、ビタミンB1が不足すると、脚気(かっけ)といった神経障害を伴う疾患を起こす可能性が高くなってしまいます。
このビタミンB1を不足させないためには、蜂の子などビタミンB1が多く含まれているものを積極的に取り入れることが大切です。

ミネラル

免疫力を高めるためには、ミネラルも欠かせません。蜂の子には、マグネシウムや亜鉛、カルシウムや鉄、銅などのミネラルが含まれています。

マグネシウムは、体の中にある300以上の酵素に関係しているミネラルで、不足してしまうと免疫力が低下してしまいます。
亜鉛は、リンパ球が多く存在している胸腺を活性化して、免疫に関係するT細胞の働きを高めてくれます。

蜂の子を摂取することで、このような免疫力を高めるために必要なミネラルを補うことができるのです。

トリプトファン

蜂の子には、トリプトファンも多く含まれています。このトリプトファンは、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質の生成に欠かせない成分です。

トリプトファンの不足に伴ってセロトニンが減少してしまうと、自律神経の働きが乱れて交感神経が興奮し、腸や胃などの働きを抑制してしまいます。すると、便秘や下痢を起こしやすくなります。

また、腸内には多くのセロトニンが存在しているため、セロトニンが不足してしまうと腸のぜん動運動の異常に繋がってしまいます。
このように、セロトニンが不足すると腸内環境を悪化させてしまうのです。

腸には人の免疫細胞の約6割が集まっているため、腸内環境が悪化してしまうと免疫力が低下してしまいます。
セロトニンを不足させないためにも、蜂の子といったトリプトファンが多く含まれているものを意識して摂取すると良いでしょう。

NK細胞を活性化させる

体内に侵入したウイルスや、ガン細胞を見つけて攻撃するリンパ球の約10~30%を「NK(ナチュラル・キラー)細胞」が占めています。
このNK細胞が活性化すると、免疫力が高まってウイルスなどに負けない強い体になるのです。

蜂の子には、NK細胞を活性化させる働きがあることが研究によって認められました。
その研究では、「疲れやすい」という自覚症状がある男女(平均年齢67.5歳)12人が、蜂の子の粉末が約250mg入ったカプセルを一日に2粒ずつ、2週間続けて飲用した結果、NK細胞の活性値が基準下限値を上回るほど高まったことがわかりました。

まとめ

蜂の子は、免疫力を高めるために必要なビタミン類やミネラルなどの栄養素が豊富に含まれていて、さらにNK細胞の働きも活性化してくれる頼もしい存在です。
加齢や乱れた生活習慣などによる免疫力の低下を心配される方は、毎日の生活に蜂の子を取り入れると健康と元気を維持することができるでしょう。

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