蜂の子の健康効果

蜂の子の歴史について

「食」としての歴史

世界の食としての歴史

蜂の子は、古くから中国やルーマニア、メキシコやタイ、エクアドルなど様々な国で貴重なタンパク質などの栄養源として食べられてきました。

中でも中国では、2000年以上前から最高級の食品として食べられています。また、蜂の子に勝る滋養、美容食はないと言い伝えられているほど、貴重な栄養源として有名です。
東アフリカでは、約150万年前から蜂の子を食べていたという記録もあります。
タイでは現在でも、蜂の子は一般的な食材として一流ホテルなどで使われています。

日本の食としての歴史

日本では、1919年に大規模な昆虫食に関する調査が行われ、全国で主にスズメバチの幼虫が食されていることがわかりました。
太平洋戦争中では、北海道から九州に至る各地の昆虫食の中で、蜂の子が最も食用として頻繁に用いられていたと言われています。

蜂の子の食べ方は地域によって違いがありました。
鹿児島県では鍋で煮込んで食べ、岡山県では煮付けにしたり醤油で付け焼きにしたりして食べられていました。また、生のままでも食べられていました。
埼玉県では、炭火で焙ったものに味噌や醤油を付けて食べていました。

現在でも、主に岐阜県や長野県、愛知県などで伝統的な郷土料理として親しまれています。

参考URL
蜂の子・ザザムシ・イナゴは貴重なタンパク質源だった。
https://xyliatales.com/01132008/
蜂の子の郷土料理
http://attaka.main.jp/06.html

「薬」としての歴史

蜂の子は食用としてだけでなく、薬としても古くから利用されてきました。
中国で2000年前に書かれた最古の薬物学書である「神農本草経」では、蜂の子は「蜂子(ほうし)」と書かれ、上品(じょうほん)という最高ランクの薬として解説されています。
その具体的な効果として、内蔵の機能に障害を受けている人や衰弱している人の元気を補う効果や、頭痛を治す効果、顔色が良くなったり老化を予防したりするなどの効果が紹介されています。

また、中国の「本草網目(ほんぞうこうもく)」と呼ばれる明時代にまとめられた書物には、蜂の子は風疹や便秘、梅毒や黄疸、心腹痛や婦人科疾患、皮膚の感染症などにも効果があると記載されています。

中国だけでなく、30ヵ国以上の国で蜂の子は倦怠感や神経衰弱、腎臓や心臓の疾患などの改善に効果が高いといわれています。
ルーマニアでは、蜂の子は健康食品の一つとして考えられ、アピセラピーと呼ばれるミツバチ産品を用いた治療に使用されています。

このように、蜂の子は古くから世界中で薬としても愛用されてきたのです。

参考URL
蜂の子に薬としての効果はあるの?
http://usakara.giv.jp/p05_usakarakun.html

現在の蜂の子サプリ

現在では、蜂の子を手軽に摂取できるサプリメントが存在します。
蜂の子のサプリメントを販売する有名メーカーでは、研究を積み重ねて体への刺激が強い蜂の子を体にやさしく有用性の高いサプリメントにしました。
そのサプリメントは、原材料である蜂の子の品質がしっかりと管理されていて安全性が高いです。

また、蜂の子の良質なタンパク質を摂取しやすくなるように、独自の技術によってカプセルに配合されています。
さらに、蜂の子の働きを高めるビタミンB2やビタミンB12が一緒に配合されている商品もあります。

このように、現在では蜂の子を手軽に摂取できて栄養も吸収しやすいサプリメントが販売されています。
蜂の子のサプリメントなら、蜂の子の見た目に抵抗がある方も無理なく摂取することができます。

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